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[e,v]=
dpss(n,nw) [e,v]=
dpss(n,nw,k) [e,v]=
dpss(n,nw,[k1 k2]) [e,v]=
dpss(n,nw,'int
') [e,v]=
dpss(n,nw,'int
',Ni) [e,v]=
dpss(...,'trace')
詳細
[e,v] = dpss(n,nw)
は、長さn
の最初の2*nw
の離散扁長回転楕円体列(DPSS)を生成し、e
の列方向に出力し、対応する集中度をベクトルv
にそれぞれ生成します。これらは、DPSS-MATファイルデータベースdpss.mat
に生成されます。nw
は、n
/2以下でなければなりません。
[e,v] = dpss(n,nw,k)
は、離散扁長回転楕円体列のk
個の帯域制限数列を出力します。k
は、1
k
n
の範囲の整数です。
[e,v] = dpss(n,nw,[k1 k2])
は、k1
番目からk2
番目までの離散扁長回転楕円体列を出力します。ここで、1
k1
k2
n
です。
|
|
(2
W)
で生成されます。ここで、 W = nw/n
は、帯域幅の半分で、e(:,1)
は、周波数帯域|
|
(2
W)
ラジアンに集中する長さn
の信号で、e(:,2)
は、e(:,1)
に直交するもので、これもこの帯域に集中しているものです。nw
の取り得る値は、2,5/2,3,7/2,4のいずれかです。[e,v] = dpss(n,nw,'
は、文字列'int
')
int
'で設定した内挿法を使って、n
に最も近い長さをもつ数列をdpss.mat
から選択して、e
とv
を計算します。文字列'int
' は、つぎのいずれかを設定することができます。
spline
': スプライン補間linear
': 線形補間。スプライン補間より精度は落ちますが、高速処理を行います。[e,v] = dpss(n,nw,'
は、存在している長さint
',Ni)
Ni
の数列から内挿を行います。内挿法'linear'
は、Ni
> n
であることを必要とします。
[e,v] = dpss(...,'trace')
は、DPSSが使用する内挿法を表示するために、追跡設定文字列'
trace'
を使います。内挿法が設定されていない場合、表示は、ユーザが直接法を使っていることを示します。
例題 1: dpss, dpssave, dpssdirの使用
nw
= 4をもつ16のDPSS 関数のカテゴリを作成し、ユーザが設定した内挿法を表示しながら、これらの関数の10までのスプライン内挿を使います。これらの作業は、dpss
, dpsssave
, dpssdir
を使います。
% 関数のカテゴリを作成 [e,v] = dpss(16,4); % MAT-ファイル内にeとvをセーブ dpsssave(4,e,v); % nw = 4 を検出。まず、indexと呼ばれる構造体を作成 index = dpssdir; index.wlists ans = NW: 4 key: 1 % DPSS関数の10までのスプライン補間を使用 [e1,v1] = dpss(10,4,'spline',size(e,1),'trace');
例題 2: dpss と dpssloadの使用
dpss
を使って、DPSS関数を作成し、これらの関数のサブセットにスプライン法を使用します。dpssload
を使って、dpss
で作成するMAT-ファイルをロードします。
% 関数のカテゴリを作成 [e,v] = dpss(16,4); % dpss.matをロードします。ここで、eとvがセーブされています。 [e1,v1] = dpssload(16,4); % DPSS関数の10までにスプライン補間を使用します。 [e1,v1] = dpss(10,4,'spline');
参考
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離散扁長回転楕円体列をデータベースから除去 |
|
離散扁長回転楕円体列データベースディレクトリ |
|
離散扁長回転楕円体列をデータベースからロード |
|
離散扁長回転楕円体列をデータベースに保存 |
|
Multitaper法(MTM)を使ったパワースペクトル推定 |
参考文献
[1] Percival, D.B., and A.T. Walden. Spectral Analysis for Physical Applications: Multitaper and Conventional Univariate Techniques. Cambridge: Cambridge University Press, 1993.
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