Real-Time Workshop User's Guide    

カスタムターゲットをSystem Target File Browserに追加

カスタムターゲット構成のエンドユーザの便宜のため、カスタムターゲット構成をSystem Target File Browserに追加することが可能です。そのためには、

  1. カスタムシステムターゲットファイルの先頭で、ブラウザのコメントを変更(または追加)します。たとえば、
  2. ディレクトリ<targetname> (例, /mytarget)を作成します。カスタムターゲットファイル、カスタムテンプレートmakeファイル、ランタイムインタフェースファイル(メインプログラムやS-Functionのような)を <targetname> サブディレクトリに移動します。
  3. ターゲットディレクトリをMATLABパスに追加します。

    MATLABを起動するたびに<targetname>をMATLABパスにインクルードしたい場合は、このaddpathコマンドをstartup.mファイルにインクルードします。

  1. System Target File Browserがオープンすると、Real-Time Workshopは、MATLABパス上にあるシステムターゲットファイルを検出し、ターゲットファイル名とターゲットの記述のコメントを表示します。図 17-4は、上記のブラウザのコメントを含むターゲットファイルmytarget.tlcが、System Target File Browserにどのように表示されるかを示します。

図 17-4: ブラウザに表示されるカスタムシステムターゲットファイル


 システムターゲットファイルの構造 テンプレートMakeファイル