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sys = rss(n) sys = rss(n,p) sys = rss(n,p,m)
[num,den] = rmodel(n) [A,B,C,D] = rmodel(n) [A,B,C,D] = rmodel(n,p,m)
詳細
rss(n)
は、単入力、単出力の安定なランダムn次モデルを作成し、状態空間オブジェクトsysにモデルを出力します。
rss(n,p)
は、単入力、p出力の安定なランダムn次モデルを作成し、rss(n,m,p)は、m入力p出力の安定なランダムn次モデルを作成します。出力sysは、常に状態空間モデルです。
rss(n,p,m,s1,...,sn)は、m入力、p出力をもつランダムなn次の安定な状態空間モデルのs1-...-sn配列を作成します。
tf、frdまたはzpkを使って、状態空間オブジェクトsysを伝達関数、周波数応答または零点-極-ゲイン型に変換します。
rmodel(n)
は、安定なランダムn次モデルを作成し、左辺の引数の数に応じて、伝達関数の分子numおよび分母den、または状態空間行列A、B、C、Dのいずれかを出力します。結果として得られるモデルは、常に単入力、単出力です。
[A,B,C,D] = rmodel(n,m,p)
は、m入力p 出力の安定なランダムn次状態空間モデルを作成します。
例題
3状態、2入力、2出力をもつ安定なランダム連続系LTIモデルを求めます。
sys = rss(3,2,2)
a =
x1 x2 x3
x1 -0.54175 0.09729 0.08304
x2 0.09729 -0.89491 0.58707
x3 0.08304 0.58707 -1.95271
b =
u1 u2
x1 -0.88844 -2.41459
x2 0 -0.69435
x3 -0.07162 -1.39139
c =
x1 x2 x3
y1 0.32965 0.14718 0
y2 0.59854 -0.10144 0.02805
d =
u1 u2
y1 -0.87631 -0.32758
y2 0 0
Continuous-time system.
参考
drmodel, drss 安定ランダム離散テストモデルの作成
frd LTIシステムを周波数応答型に変換
tf LTIシステムを伝達関数型に変換
zpk LTIシステムを零点-極-ゲイン型に変換
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