MATLAB Function Reference    
xlim, ylim, zlim

軸の範囲を設定したり、設定されている範囲を参照

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これら3つの関数の設定法は同じですが、関数 xlim のみは、簡単な使用法があることに注意してください。各々は、それぞれ、x-, y-, z-軸に作用します。

詳細

xlim は、引数を設定しないで使用すると、カレント軸の範囲を戻します。

xlim([xmin xmax]) は、指定した値でカレント軸の範囲を設定します。

xlim('mode') は、軸の範囲のモードのカレント値を戻します。これは、auto (デフォルト)、または、manual のいずれかです。

xlim('auto') は、軸の範囲モードを auto に設定します。

xlim('manual') は、各軸の範囲のモードを manual に設定します。

xlim(axes_handle,...) は、最初の引数 axes_handle で識別できる軸を設定するか、または、引用します。設定した軸のハンドルが存在しない場合、カレントの軸に作用します。

注意

軸オブジェクト xlim, ylim, zlim は、XLim, YLim, ZLim, XLimMode, YLimMode, ZLimMode プロパティ を設定するか、または、引用します。

軸の範囲モードが auto (デフォルト)の場合、MATLABは、表示されるデータレンジ一杯を覆う範囲を含む丸めた数字を使います。範囲に値を設定するには、対応するモードもmanualに設定してください。plotsurf のような高水準プロット関数は、モードと範囲を共にリセットします。既に存在しているグラフ上に範囲を設定したり、さらにグラフを付け加えることを行っている間に既に設定している範囲を維持したい場合、hold コマンドを使ってください。

例題

つぎの例題は、MATLAB でオリジナルに選択した x-軸に対して、[-2 3] の丸めた数字と、y-軸に対して、[-2 4] の丸めた数字ではなく、データの実際の範囲にマッチする x- 軸と y-軸の範囲を設定する方法を示しています。

参考

axis

axes プロパティ XLim, YLim, ZLim

Using MATLAB Graphics マニュアルのオンラインの"軸の縦横比"を参照してください。


 xlabel, ylabel, zlabel xlsread