| MATLAB Function Reference |
xlsread
Microsoft Excel ワークブックファイル(.xls)を1つの配列に読む
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A = xlsread('filename')
[A, B ] = xlsread('filename')
詳細
A = xlsread(filename) は、 Microsoft Excelスプレットシートファイル
filename から数値データを読み、配列 A
に設定します。
[A, B]= xlsread(filename)
は、データを読み、すべての数値データを配列 A
に設定し、すべてのテキストデータをセル配列 B
に設定します。A と B
は、共に、ソースワークブックのサイズです。A
の中では、テキストを含む要素は、NaN で表し、B
の中では、数値データは空の文字列で表します。
例題 1 - 数値データを読む
Microsoft Excel ワークブックファイル、testdata1.xls
は、つぎのデータを含んでいるとします。
1 6 2 7 3 8 4 9 5 10
このデータを MATLAB に読み込むには、つぎのコマンドを使います。
A = xlsread('testdata1.xls')
A =
1 6
2 7
3 8
4 9
5 10
例題 2 -
数値とテキストデータ混在のものを読む
Microsoft Excel ワークシートファイル、 testdata2.xls
が、各列の最初にテキストヘッダをもつ2列の数値データを含んでいるとします。
Data1 Data2 1 6 2 7 3 8 4 9 5 10
このデータを MATLAB に読みこむには、つぎのコマンドを使います。
[A, B] = xlsread('testdata2.xls')
A =
NaN NaN
1 6
2 7
3 8
4 9
5 10
B=
'Data1' 'Data2'
'' ''
'' ''
'' ''
'' ''
'' ''
参考
| xlim, ylim, zlim | xor |