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getframe

ムービフレームの取得

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詳細

getframe は、ムービーフレームを出力します。フレームは、カレント axes、またはフィギュアのスナップショット(pixmap)です。

F = getframe は、カレント axes からフレームを取得します。

F = getframe(h) は、ハンドル番号 h で識別されるフィギュア、または、axes からフレームを取得します。

F = getframe(h,rect) は、pixmapをコピーする長方形の領域を設定します。rect は、ピクセル単位で、フィギュア、または、axes のハンドル h の左下隅から測ります。rect は、[left bottom width height] の型をした4要素ベクトルで、widthheight は、長方形の大きさを定義します。

F = getframe(...) は、2つのフィールドをもつ構造体であるムービーフレームを出力します。

イメージを捕らえるために、つぎのアプローチを使います。

[X,Map] = getframe(...) は、インデックス付きイメージ行列 X とカラーマップ Mapを戻します。このバージョンは、以前のバージョンとの互換性をもたせるために用意しているもので、将来削除されます。インデックス付きイメージは、トゥルーカラー表示を常に捕らえるわけでないので、getframeの単出力引数の型を使ってください。MATLAB の以前のバージョンと互換性をもつコードを記述して、トゥルーカラーサポートを利用できるようにするには、つぎのアプローチを使ってください。

注意

通常、getframe は、movie を使って、プレーバック用にムービーフレームの配列を集めるには、for ループの中で使います。たとえば、つぎのように行います。

MATLAB の以前のバージョン(Release 11/MATLAB 5.3 以前)との互換性をもつムービーを作成するため、つぎのアプローチを行います。

領域の確保

F = getframe; は、カレント axes の内容を出力しますが、軸のラベル、タイトル、刻みのラベルを含んでいないことに注意してください。F = getframe(gcf); は、カレントフィギュアウインドウの内部全体を捉えます。フィギュアウインドウメニューを取り込むには、メニューを含む長方形を使った F = getframe(h,rect) の型を使ってください。

例題

関数 peaks を振動させましょう。

参考

getframe, frame2im, image, im2frame, movie, moviein


 getfield get (serial)