MATLAB Function Reference    
movie

記録されたムービーフレームを連続的に表示

Syntax

Description

movie は、列がムービーフレーム(通常は、getframe で作成されます)である行列により定義されるムービーを表示します。

movie(M) は、行列 M のムービーを1回表示します。

movie(M,n) は、ムービーを n 回表示します。n が負の場合、ムービーを表示してから、その後で逆回転でムービーを表示します。nがベクトルの場合、最初の要素がムービーを表示する回数を示します。残りの要素は、2番目から最後の要素までのフレームの表示順序を示します。たとえば、Mが 4 フレームの場合、n = [10 4 4 2 1] は、10回ムービーを表示します。ムービーは、フレーム4、その後、フレーム4、フレーム2、そして、最後に、フレーム1から構成されます。

movie(M,n,fps) は、1秒間にfps 回ムービーを表示します。デフォルトは 1 秒間に12 フレームです。設定値で実行できないコンピュータの場合、できる範囲で速く実行されます。

movie(h,...) は、ハンドル hで識別される Figure や Axes 内でムービーを表示します。

movie(h,M,n,fps,loc) は、4要素の位置ベクトル[x y 0 0] を指定します。これは、ムービーフレームの左下隅の位置です(ベクトルの最初の2つの要素のみが使われます)。この位置は、オブジェクトのUnits プロパティに拘わらず、ピクセル単位でハンドル番号h で指定された Figure や Axes に関連します。

注意

関数 movie は、メモリにデータをロードするときに各フレームを表示し、それからムービーを表示します。これは、メモリ消費の大きいムービーをロードしたとき、ブランクのスクリーンによる遅れを解消します。ムービーのロードサイクルは、ムービーの繰り返しの回数には数えられていません。

例題

Z の値をスケーリングして、peaks 関数のアニメーション表示を行います。

See Also

getframe, frame2im, im2frame


 movegui movie2avi