MATLAB Function Reference

ezcontour

簡単なコンタープロット表示法

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ezcontour(f)
ezcontour(f,domain)
ezcontour(...,n)

詳細

ezcontour(f) は、f(x,y)のコンターラインをプロットします。ここで、fは、xとyのような2変数により表わされる数学関数の文字列です。

関数 f は、デフォルトでは、 -2 < x < 2, -2 < y < 2 の範囲でプロット表示されます。 MATLABは、生じる変化量に従って、計算するグリッドを選択します。関数 f が、グリッド上の点に対して定義されていないならば、これらの点は、プロットされません。

ezcontour(f,domain) は、設定したdomainに、f(x,y)をプロットします。domainは、4行1列のベクトル[xmin, xmax, ymin, ymax]または、2行1列のベクトル[min, max]のどちらかで設定します(ここで、 min < x < max, min < y < max)。

fが、xとyの関数ではなく、uとvの関数の場合、領域を表わす端点umin, umax, vmin, vmaxは、アルファベット順にソートされます。そして、ezcontour('u^2 - v^3',[0,1],[3,6])は、 0 < u < 1, 3 < v < 6に渡って、u² - v³をプロットします。

ezcontour(...,n) は、n行n列のグリッドを使って、デフォルト領域に渡り、fをプロットします。nに対するデフォルト値は、60です。

ezcontourは、タイトルと軸のラベルを自動的に付加します。

注意

配列の乗算、除算、指数計算が、ezcontourに転送される表現の中で、常に行われています。たとえば、つぎの表現のコンタープロット

sqrt(x.^2 + y.^2)

は、つぎのように表現されます。

ezcontour('sqrt(x^2 + y^2)')

すなわち、x^2はezcountourへ転送する文字列の中でx.^2と解釈されます。

例題

つぎの数学的な表現により、2変数xとyの関数を定義します。

ezcontour は、指数、自然対数等を表現するためMATLAB表現を使って、この関数を表わす文字列引数を必要とします。この関数は、つぎの文字列で表わします。

f = ['3*(1-x)^2*exp(-(x^2)-(y+1)^2)',... 
     '- 10*(x/5 - x^3 - y^5)*exp(-x^2-y^2)',... 
     '- 1/3*exp(-(x+1)^2 - y^2)'];

ここで、便宜上、この文字列は、3ラインを使って記述し、鍵括弧を使って一つの文字列に繋げます。

文字列変数 fを ezcontourに渡し、 -3から3の領域で、49行49列の計算グリッドを設定します。

ezcontour(f,[-3,3],49)

この特別な場合、タイトルは、グラフのトップの位置に大きさを調整して、MATLABの表現法を使って、表示されます。

参考

contour, ezcontourf, ezmesh, ezmeshc, ezplot, ezplot3, ezpolar, ezsurf, ezsurfc

eye

ezcontourf