外部インタフェース/API    

MATLABからのCおよびFortranプログラムの呼び出し


MATLAB® はプログラミングとデータ操作を完備した環境をもっていますが、MATLAB外部のデータやプログラムと相互にデータを交換すると有効な場合があります。MATLABは、CおよびFortranで作成された外部プログラムへのインタフェースを提供します。このインタフェースは、Application Program InterfaceまたはAPIの一部です。

本章は、つぎのトピックスを説明します。

アプリケーションの作成における情報やサポートについては、本章の「その他の情報」部分を参照してください。

MEX-ファイルの紹介

MATLABからCまたはFortranのサブルーチンを組み込み関数のように呼び出すことができます。MATLABから呼び出し可能なCおよびFortranプログラムは、MEX-ファイルと呼びます。MEX-ファイルは、MATLABインタプリタが自動的にロードし実行できるダイナミックにリンクされたサブルーチンです。

MEX-ファイルには、つぎのような応用があります。

MEX-ファイルは、すべてのアプリケーションに対して適切であるわけではありません。MATLABは、CやFortranのようなコンパイル言語において、時間のかかる低レベルのプログラミングを削減する特徴をもつ高生産性システムです。一般に、ほとんどのプログラミングは、MATLABで行われるべきです。アプリケーションで必要としない限り、MEX機能は使わないでください。


 外部インタフェース/API MEX-ファイルの使用法