外部インタフェース/API    

トラブルシューティング

本節では、発生する一般的な問題に対するトラブルシュートの方法を説明します。つぎのトピックスを含みます。

設定の問題

この節では、MEX-ファイルの作成時に発生する共通の問題について説明します。

Windowsでのサーチパスの問題

Windowsでは、MATLABを再インストールしないでMATLAB実行ファイルを移動すると、mex.batを変更して新規のMATLABの位置をポイントさせる必要があります。

Windowsでの空白を含むMATLABのパス名

WindowsにおいてMEX-ファイルのビルドに問題があり、MATLABパス内のディレクトリ名に空白がある場合は、空白を含まないパス名にMATLABを再インストールするか、あるいは空白を含むディレクトリ名を変更する必要があります。たとえば、Program FilesディレクトリにMATLABをインストールする場合、Cコンパイラの中にはMEX-ファイルのビルドに問題が起こる場合があります。また、MATLAB V5.2,のようなディレクトリにMATLABをインストールする場合にも、問題が起こる場合があります。

WindowsにおいてDLLがパスにない

MATLABは、MEX-ファイルによって参照されるすべてのDLLが見つからない場合は、MEX-ファイルのロードができません。DLLは、DOSのパス上か、あるいは、MEX-ファイルと同じディレクトリになければなりません。これは、サードパーティのDLLについても同様です。

一般的な設定の問題

この章に記述されているプラットフォーム用の設定ステップに従っていることを確認してください。また、詳細は、「MEX-ファイルの作成のカスタマイズ」を参照してください。


 Windowsでの作成のカスタマイズ MEX-ファイルの問題の理解