外部インタフェース/API    

MEX-ファイルの作成

本節では、つぎのトピックスを説明します。

コンパイラの必要条件

インストールしたMATLABには、APIの操作を行うために必要なすべてのツールが含まれています。MATLABは、LccというPC用のCコンパイラをもっていますが、Fortranコンパイラはもっていません。ユーザ自身のCコンパイラを利用することを選択する場合は、ANSI Cコンパイラでなければなりません。また、Microsoft Windowsプラットフォームで操作をする場合は、コンパイラは32ビット windows dynamically linked libraries (DLL)を作成できなければなりません。

MATLABは、多くのコンパイラをサポートし、それらのコンパイラ用に特別に指定されたオプションファイルと呼ばれるファイルを提供します。「オプションファイル」の表は、サポートされているすべてのコンパイラと、それらの対応するオプションファイルの一覧です。多くのコンパイラのサポートの目的は、ユーザが選択するツールを使い易くするためです。しかし、多くの場合で、ユーザアプリケーションを作成するには、提供されているLccコンパイラを単に使うだけで実現できます。

The MathWorksは、ウェブ: http://www.mathworks.com/support/tech-notes/v5/1600/1601.shtmlにおいて、MATLABによってサポートされているコンパイラのリストを掲示しています。

つぎの節には、UNIXおよびWindowsでMEX-ファイルを作成するための設定情報が含まれています。 mexスクリプトに関するより詳しい情報は、「MEX-ファイルの作成のカスタマイズ」にあります。さらに、MEX-ファイルの作成において問題がある場合は、「トラブルシューティング」を参照してください。


 データタイプの使用法 UNIXでの設定のテスト