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内挿と多次元配列
関数
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3次元データの内挿 |
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多次元データの内挿 |
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多次元データのグリッド化 (ndfun ディレクトリ) |
3次元データの内挿
関数interp3
は、3次元のサンプル値V
の間の値を探す3次元内挿を行ないます。ユーザは、既知のデータ点をもっていなければなりません。
VI = interp3(X,Y,Z,V,XI,YI,ZI,method
)
です。ここで、XI
, YI
, ZI
は、関数interp3
がV
を内挿する点を示すものです。範囲外のものについては、interp3
はNaN
を出力します。
method = 'nearest'
) この方法は、最も近傍の点を使います。method = 'linear'
) この方法は、近傍の8点を使って区分的に線形な内挿を行ないます。method = 'cubic'
) この方法は、近傍64点の値を使って区分的にキュービックな内挿を行ないます。これらすべての方法は、X
, Y
, Z
は共に、特定の方向に増加または減少する単一関数です。加えて、meshgrid
関数を使ってこれらの行列を準備するか、またはmeshgrid
の出力に相当する点のパターンにするかのどちらかを行なってください。
個々の方法は、内挿を行なう前に入力を等間隔の領域に射影します。x
が既に等間隔になっているならば、method
文字の前に*を付けて実行時間を短縮することができます。例えば、'*cubic'
です。
高次元データの内挿
関数interpn
は、多次元のサンプルデータV
の点間の内挿値を求めるために多次元内挿を行ないます。interpn
の最も一般形は、
VI = interpn(X1,X2,X3...,V,Y1,Y2,Y3,...,method
)
です。1
, 2
, 3
, ...は、与えられた V
の値に対する点を設定する行列です。 V
は、これらの点に対応する値を含んでいる行列です。1
, 2
, 3
, ...は、interpn
がV
の内挿された値を出力する点です。範囲外の値に対しては、NaN
を出力します。
Y1
, Y2
, Y3
, ... は、同じ大きさの配列かまたはベクトルのどちらかになります。これらが異なる大きさのベクトルならば、interpn
は、これらをndgrid
に転送し、その後、結果の並列を使います。
method = 'nearest'
) この方法は、最も近傍な値を使います。method = 'linear'
) この方法は、個々の次元で最も近傍の2つの値を使って区分的に線形な内挿を行ないます。method = 'cubic'
) この方法は、各々の次元で近傍の4つの値を使って区分的キュービックな内挿を行ないます。これらすべての方法は、X1
, X2,X3
は単調でなければなりません。加えて、ndgrid
関数を使ってこれらの行列を準備するか、またはndgrid
の出力に相当する点のパターンを用意するかのどちらかが必要です。
各々の方法は、内挿が行われる前に入力を等間隔の領域に射影する必要があります。X
が既に等間隔になっているならば、method
文字変数の先頭に*を付けることにより実行時間をセーブすることができます。例えば、'*cubic'
です。
多次元データのグリッド化
関数ndgrid
は、多次元関数の関数値や内挿にデータの配列を作成します。ndgrid
は、一連の入力ベクトルにより設定される領域を一連の出力配列に変換します。これらの出力配列のi
番目の次元は、入力ベクトルx
i
の要素のコピーです。
[X1,X2,X3,...] = ndgrid(x1,x2,x3,...)
例えば、与えられた範囲に渡り、3つの変数からなる関数を計算しようとします。つぎの関数を考えます。
ここで、,
,
の範囲で考えます。この関数を計算し、プロットするには、つぎのようにします。
x1 =-2:0.2:2;
x2 =-2:0.25:2;
x3 = -2:0.16:2; [X1,X2,X3] = ndgrid(x1,x2,x3); z = X2.
*exp(-X1
.^2 -X2
.^2 -X3.^2); slice(X2
,X1
,X3
,z,[-1.2.8 2],2,[-2 0.2])
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