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フィギュアの印刷
ユーザが希望するように印刷されるフィギュアの外観をコントロールする設定を変更した後、フィギュアを印刷する準備に入ります。この節は、つぎのものを使って、ユーザのフィギュアをプリンタに印刷、または、ファイルに出力するかを示すものです。
注意:
フィギュアを印刷する前に、フィギュアウインドウのファイル(File)メニューからプリントプレビュー(Print
Preview)を選択して、印刷イメージをプレビューします。ページ設定(Page
Setup)ダイアログボックス、または、set コマンドを使って、出力するフィギュアの外観を調整します。詳細は、"フィギュアの設定の変更"
を参照してください。 |
Windows 印刷ダイアログボックスから
Windows 版MATLAB は、標準の Windows 印刷(Print) ダイアログボックスを使います。これは、Windows ソフトウエア製品に付いているものです。つぎの事柄が可能になります。
フィギュアウインドウのFileからPrintを選択して、印刷(Print)ダイアログボックスを起動します。たとえば、プリンタへの印刷 や ファイルへの出力を参照してください。
UNIX 印刷ダイアログボックスから
UNIX 版 MATLAB は、印刷(Print) ダイアログボックスとそれに関連した印刷オプション(Printing Options)ダイアログボックスをもっています。
印刷ダイアログボックス 印刷(Print) ダイアログボックスを使って、つぎの事柄が可能になります。
フィギュアウインドウのファイル(File) メニューから印刷(Print) を選択し、印刷(Print)ダイアログボックスを起動します。たとえば、プリンタへの印刷 と ファイルへの出力を参照してください。
印刷オプションダイアログボックス 印刷オプション(Printing Options) ダイアログボックスは、いくつかの印刷設定、たとえば、使用したレンダリング方法、印刷したフィギュアの解像度(インチあたりのドット数)を印刷前の設定することができます。レンダリングの詳細は、フィギュアのレンダリング を参照してください。
印刷(Print)ダイアログボックスのオプション(Options) ボタンをクリックして、印刷オプション(Printing Options) ダイアログボックスを起動してください。
コマンドラインから
printコマンドを使って、フィギュアをプリンタへ印刷するか、ファイルに出力します。
print -device -options filename
-device |
Hewlett-Packard DeskJet 500のようなプリンタです。いくつかの一般的に使われるプリンタやそのデバイスの指定は、つぎのようになります。 |
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Canon BubbleJet BJ200 color |
-dbj200 |
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Canon BubbleJet BJ600/4000/70 color |
-dbj600 |
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Epson and compatible 9- or 24-pin dot
matrix printers |
-depson |
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HP DeskJet 500 |
-ddjet500 |
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HP LaserJet III |
-dljet3 |
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PostScript Level 2 black and white |
-dps2 |
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Postscript Level 2 color |
-dpsc2 |
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プリンタを指定していない場合、MATLABは、ユーザのプラットフォームに対して、printop.m に設定されているデフォルトデバイスを使います。サポートされているプリンタの一覧(たとえば、ドライバ)は、print のリファレンスページを参照してください。 |
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-options |
印刷されるフィギュアの外観をコントロールするオプションを指定します。印刷される、または、出力されるフィギュアを指定したり、適用される挙動をコントロールすることもできます。ユーザが、set 関数を使って設定するのと違って、これらの値は、フィギュアと共にに保存されません。これらは、フィギュアを印刷する度に設定しなければなりません。共通に使用するオプションは、つぎのものです。 |
||
-append |
フィギュアを既に存在している
PostScript ファイルに付加します。PostScriptのみです。 |
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-f |
印刷するフィギュアのハンドルです。2番目のフィギュアに対して、-f2 を設定します。デフォルトでは、MATLAB
は、最後にアクティブであるフィギュアを印刷します。 |
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-noui |
uicontrolの印刷を省略 |
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-P |
印刷するフィギュアの選択。UNIXのみ |
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-r |
インチあたりのドット数で解像度を設定。 |
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サポートしているオプションの一覧は、print のリファレンスページを参照してください。 |
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filename |
ファイルの名前を指定し、どのフィギュアを印刷したり、または、後で印刷するために付加するのかを指定します。ファイル名を設定しない場合、フィギュアは、プリンタに印刷されます。 ユーザがフィギュアを拡張子のない新しいファイルに出力する場合、 print
は、device に対して、適切な拡張子を付加します。 |
注意: print の関数型に関する詳細は、print コマンド を参照してください。 |
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フィギュア設定の変更 | フィギュアをグラフィックスフォーマットで出力 | ![]() |