Signal Processing Toolbox

MATLAB/Signal Processing Toolbox に慣れていない方

1 章の"信号処理の基礎"から始めてください。この章は、ツールボックスの関数を使って、MATLAB の信号処理環境を紹介するものです。ここでは、Signal Processing Toolbox の基本機能、すなわち、基本波形作成、フィルタ実現、解析、インパルス応答、周波数応答、零点/極解析、線形システム、離散フーリエ変換について、使いながらレビューを行います。

基本関数に慣れた後で、Signal Processing Toolbox の使い方をより深めるために、2章、3章へ進んでください。

• 2 章、フィルタ設計 は、Signal Processing Toolbox を使って、無限インパルス応答(IIR)や有限インパルス応答(FIR)フィルタの設計や実現を説明しています。また、ここでは、IIR フィルタ設計の特別なトピックスを含まれています。
• 3 章、統計的信号処理 は、離散ランダム信号の重要な機能を推定するために使用する、相関、共分散、スペクトル解析ツールの使用法を説明します。

ツールボックスの一般的な原理や適用を理解すると、つぎの対話型ツールの使い方を学習してください。

• 5 章、フィルタ設計と解析ツール と 6 章、SPTool: Signal Processing GUI の使い方 は、対話型 GUI の概要と信号の表示、フィルタ設計、実現、スペクトル解析に関する使用例を示します。

最後に、つぎの章を参照してください。

• 4 章、特別なトピックス は、フィルタウィンドウ、パラメトリックモデリング、リサンプル、ケプストラム解析、時間依存のフーリエ変換、スペクトログラム、メディアンフィルタ、通信アプリケーション、デコンボリューション、特殊な変換を含む特別な機能の説明をしています。

このマニュアルの使い方

ツールボックスを使ったことのある方