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x=demod(y,fc,fs,'method') x=demod(y,fc,fs,'method',opt) x=demod(y,fc,fs,'pwm','centered') [x1,x2]=demod(y,fc,fs,'qam')
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demodは、信号の変調したものからオリジナルの信号を得る、復調を行ないます。demodは、modulateによって実行された操作をもとに復調します。
x = demod(y,fc,fs,' およびmethod')
x = demod(y,fc,fs,' は、搬送波の周波数method',opt)
fc、サンプリング周波数fsをもつ搬送波信号yを、つぎに示すmethodのオプションのいずれか1つを使って復調します(方法によっては、オプションoptを必要とするものもある点に注意してください)。
amdsb-scまたは am |
振幅復調、両側波帯、抑圧搬送波。周波数fcの正弦波をyに乗算し、filtfiltを使って、5次Butterworthローパスフィルタを適用します。 |
amdsb-tc |
振幅復調、両側波帯、伝送搬送波。周波数fcの正弦波をyに乗算し、filtfiltを使って、5次Butterworthローパスフィルタを適用します。optを設定した場合、demodは、xからスカラopt値を引きます。optのデフォルト値は0です。 |
amssb |
振幅復調、片側波帯。周波数fcの正弦波をyに乗算し、filtfiltを使って、5次Butterworthローパスフィルタを適用します。 |
fm |
周波数復調。周波数-fc Hzの複素指数によるyのHilbert変換を変調することによって周波数変調(FM)波形を復調し、結果の瞬間周波数を得ます。 |
pm |
位相復調。周波数-fc Hzの複素指数によるyのHilbert変換を変調することによって位相変調(PM)波形を復調し、結果の瞬間位相を得ます。 |
ptm |
パルス時間復調。パルス時間変調されている信号yのパルス時間を求めます。正確に復調するには、パルスが重複してはいけません。xの長さは、length(t)*fc/fsとなります。 |
pwm |
パルス幅復調。パルス幅変調されている信号yのパルス幅を求めます。demodは、周期と各パルス幅の割合を要素とするベクトルxを出力します。yのパルスは、各搬送波の周期の開始点で始まり、すなわち左に位置合わせされている必要があります。 |
qam |
直交振幅復調。 [x1,x2] = demod(y,fc,fs, 'qam')は、周波数fcの余弦および正弦をyに乗算し、filtfiltを使って、5次Butterworthローパスフィルタを適用します。 |
デフォルトの方法は'am'です。'ptm'と'pwm'の場合を除き、xは、yと同じ大きさになります。
は、パルスの中心が各周期の開始点にあると仮定してパルス幅を求めます。x = demod(y,fc,fs,'pwm','centered')
xの長さは、length(y)*fc/fsとなります。
参考
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通信シミュレーションのための変調 |
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電圧制御振動発生器 |
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