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[q,r] =
deconv(b,a)
詳細
[q,r] = deconv(b,a)
は、除算を使ってベクトルb
からベクトルa
のデコンボリューションを行います。b
= conv
(q,a) + r
となるように、結果(商)がベクトルq
に、剰余がベクトルr
に、それぞれ出力されます。
a
とb
が多項式係数ベクトルの場合、それらのコンボリューションは多項式乗算と等価で、デコンボリューションは多項式除算と等価です。b
をa
で除算した結果は、商q
と剰余r
となります。
関数deconv
は、MATLAB基本モジュールに含まれます。
例題
a
= [1 2 3]
と b
= [4 5 6]
のコンボリューションは、つぎのようになります。
c =
conv(a,b)
c =
4 13 28 27 18
[q,r] =
deconv(c,a)
q =
4 5 6
r =
0 0 0 0 0
アルゴリズム
この関数は、関数filter
を使用するMATLAB基本モジュールのM-ファイルです。デコンボリューションは、IIRフィルタのインパルス応答です。
参考
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コンボリューションおよび多項式乗算 |
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データにフィルタを適用 |
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z 変換部分分数展開 |
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