可視化手法 | ![]() ![]() |
縦横比の指定
axis
コマンドを使って、グラフの縦横比を調整することができます。通常、MATLABはコマンドウィンドウ一杯に軸を伸ばします。多くの場合、各軸の相対的長さやスケーリングなどの特定の特性に基づいて、軸の縦横比を指定するほうが有効です。axis
コマンドは、縦横比を調整するためにいくつかの有用なオプションを提供します。
axis
equal
は、現在の軸のスケーリングを変更し、x 軸、y 軸、z 軸上の等間隔の目盛りが等しい長さになるようにします。これによって、sphere
で表示する曲面が楕円ではなく球に近くなります。axis
equal
は、stretch-to-fillの挙動を変更します。axis
square
は、各軸の長さを等しくし、stretch-to-fillの挙動を変更します。axis
vis3d
は、縦横比プロパティを固定し、3次元オブジェクトの回転を可能にし、stretch-to-fillを変更します。場面を回転する間、設定が変更されないように、他の axis
オプションの後でこのオプションを使用してください。 axis
image
は、軸の縦横比をイメージと等しくします。 axis
normal
は、現在の軸ボックスをフルサイズに戻し、測定単位のスケーリング上の制限をすべて取り除きます。axis
square
の効果を無効にします。axis
auto
と組み合わせて使用すると、axis
equal
の効果を無効にします。axis
コマンドは、axesグラフィックスオブジェクトプロパティを操作することによって機能します。
![]() | 軸のスケーリング | 例題 - axisコマンドオプション | ![]() |