可視化手法 | ![]() ![]() |
軸のスケーリング
axis
コマンドを使用すると、グラフのスケーリングを調整することができます。デフォルトでMATLABは、プロットするデータの最大値と最小値を求め、適切な軸範囲を選択します。デフォルト値は、軸範囲をつぎのように設定することによって、デフォルト値を変更することができます。
axis([xmin xmax ymin ymax zmin zmax])
既定の axis
オプションを使って、MATLABがどのように軸のスケーリングを行うかを制御することができます。
axis
auto
は、軸のスケーリングをデフォルトの自動モードに戻します。v = axis
は、ベクトル v
のカレントのプロットの軸のスケーリングを保存します。後に続くグラフィックスコマンドが、これらと同じ軸範囲をもつためには、その後に axis(v)
を付け加えます。axis
manual
は、カレントの範囲にスケーリングを固定します。その後 hold
on
を設定すると、後に続くプロットは現在の軸範囲を使用します。軸範囲に値を指定しても、軸のスケーリングをmanualに設定することができます。axis
tight
は、軸の範囲をデータの範囲に設定します。axis
ij
は、MATLABを"行列"軸モードにします。座標系の原点は左上隅にあります。i 軸は垂直で、上から下に向かって番号が付けられます。j 軸は水平で、左から右に向かって番号が付けられます。axis
xy
は、MATLABをデフォルトのCartesian軸モードにします。座標系の原点は左下隅にあります。x 軸は水平で、左から右に向かって番号が付けられます。y 軸は垂直で、下から上に向かって番号が付けられます。![]() | 軸の縦横比について | 縦横比の指定 | ![]() |