可視化手法 | ![]() ![]() |
例題 - axisコマンドオプション
つぎの3つの図は、つぎのステートメントで作成した円筒面における、3つの axis
オプションの効果を示したものです。
t = 0:pi/6:4*pi;
[x,y,z] = cylinder(4+cos(t),30);
surf(x,y,z)
axis
normal
は、デフォルトの挙動です。MATLABは、各軸のデータ範囲を含むように自動的に軸範囲を設定し、figureウィンドウに適合するようにプロットを引き伸ばします。
axis
square
は、figureウィンドウの形状に関係なく、正方形の軸を作成します。円筒面は、ウィンドウに適合するように変形されないので、歪みはありません。しかし、1つのデータ単位のサイズは、すべての軸に対して等しくはありません(x軸とy軸が10単位であるのに対して、z軸は1単位のみです)。
axis
equal
は、1つのデータ単位長さを各軸に対して等しくすると同時に、ほぼ、正方形のプロットボックスを作成します。また、軸の変形がウィンドウの形状全体に広がるのを回避します。
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