MATLAB Function Reference | ![]() ![]() |
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B = zeros(n) B = zeros(m,n) B = zeros([m n]) B = zeros(d1,d2,d3...) B = zeros([d1 d2 d3...]) B = zeros(size(A))
詳細
B = zeros(n)
は、n
行 n
列のゼロ行列を戻します。n
がスカラでない場合は、エラーメッセージが表示されます。
B = zeros(m,n)
、または、B = zeros([m n])
は、m
行 n
列のゼロ行列を戻します。
B = zeros(d1,d2,d3...)
、または、B = zeros([d1 d2 d3...])
は、次元d1
-by-d2
-by-d3
-by-...
次元をもつゼロ要素からなる n
配列を戻します。
B = zeros(size(A))
は、すっべての要素がゼロからなる A
と同じサイズの配列を戻します。
注意
MATLAB 言語は、次元を設定するステートメントをもっていません。すなわち、MATLAB は、行列に対して自動的にストレージを割り当てます。けれども、MATLAB のプログラムでは、関数 zeros
を使って、必要な行列のストレージやベクトルの列、または、行を前もって、一度、作成していると、処理が速くなります。
例題
for i = 1:n, x(i) = i; end
の計算は、Sun SPARC-1 で約 1.2 秒必要とします。ステートメント x = zeros(1,n) を使って、前もってループを処理しておくと、0.2 秒以内で処理できます。
参考
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