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zoom

2-次元プロットでの拡大と縮小

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zoom on は、会話的なズーム状態を切り替えます。会話的なズーム状態が、フィギュア内で可能な場合、ユーザのカーソルを axes 内に位置させて、マウスボタンを押すと、マウスの設定された点を中心に拡大、または、縮小が行われます。拡大、または、縮小は、axes の範囲を変更します。

axes の範囲の中で、マウスをクリックし、ドラッグすると、会話型ズーミングは、ラバーバンドボックスを表示します。そして、マウスボタンのクリックしている状態を解除すると、ラバーバンドボックスで囲まれた部分に拡大します。

axes 上でダブルクリックを行うと、初期のズーム設定に戻ります。

zoom off は、会話型でズームを解除します。

zoom out は、プロットを初期のズーム設定に戻します。

zoom reset は、カレントのズーム設定を初期ズーム設定として記憶します。後で、縮小コマンドをコールしたり、または、会話型ズームが使用可能な場合にダブルクリックを行うと、このズームレベルまで戻ります。

zoom は、会話型のズーム状態を切り替えます。

zoom xon and zoom yon は、x- と y-軸、それぞれに、zoom on を設定します。

zoom(factor) は、指定したズームファクタで拡大、または、縮小しあmす。この場合は、会話型のズームモードに影響を与えません。1より大きいファクタは、その数字倍の拡大を、1より小さい場合は、1/factor に縮小します。

zoom(fig, option) 上のオプションは、そのシンタックスを使って、カレントフィギュアでない別のフィギュアを指定できます。

注意

zoom は、カースロがaxes 内に存在する場合に、マウスボタンを押す度に、2倍の割合で、拡大、または、縮小します。マウスをクリックして、ドラッグすることで、ズーム領域を定義でき、また、ダルブクリックすることで、初期ズームレベルまで戻ります。


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