| MATLAB Function Reference | ![]() |
シリアルポートオブジェクトと変数を MAT-ファイルにセーブ
表示
save filenamesave filename obj1 obj2...
引数
filename |
MAT-ファイル名 |
obj1 obj2... |
シリアルポートオブジェクト、または、シリアルポートオブジェクトの配列 |
詳細
save filename は、MAT-ファイル filename にすべての MATLAB 変数をセーブします。拡張子が、filename に対して、指定されていない場合、.mat 拡張子が使われます。
save filename obj1 obj2... は、シリアルポートオブジェクト obj1 obj2 ... を MAT-ファイル filename にセーブします。
注意
関数型で、save を使って、上で示したコマンド型と同様に使用することができます。関数型を使用する場合、ファイル名、シリアルポートオブジェクトを文字列として指定する必要があります。たとえば、シリアルポートオブジェクト s をファイル MySerial.mat にセーブするには、つぎのように行います。
s = serial('COM1');
save('MySerial','s')
シリアルポートオブジェクトに関連したデータは、自動的には、MAT-ファイルに保存されません。たとえば、obj に対して、入力バッファの中にデータが存在すると仮定します。このデータをMAT-ファイルにセーブするには、同期のとれた読み取り関数の一つを使って、MATLAB のワークスペースに読み込む必要があります。そして、別々の変数名を使って、MAT-ファイルにセーブします。ユーザは、record 関数を使って、データをテキストファイルに保存することができます。
コマンド load を使って、オブジェクトと変数を MATLAB ワークスペースに戻します。読み取り専用のプロパティに対する値は、ロード作業では、デフォルト値を再ストアします。たとえば、Status プロパティは、closed として再ストアされます。プロパティが読み取り専用であるか否かを決定するには、リファレンスページを参照してください。
help コマンドを使って、save に関するヘルプを表示したい場合、つぎに示すパス名を与える必要があります。
help serial/private/save
例題
つぎの例題は、save コマンドと save の関数型の使い方を示しています。
s = serial('COM1');
set(s,'BaudRate',2400,'StopBits',1)
save MySerial1 s
set(s,'BytesAvailableAction','MyAction')
save('MySerial2','s')
関数
プロパティ
| saveobj | scatter | ![]() |