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シリアルポートオブジェクトや変数を MATLAB のワークスペースにロードします。
表示
load filename load filename obj1 obj2... out = load('filename','obj1','obj2',...)
引数
filename |
MAT-ファイル名 |
obj1 obj2... |
シリアルポートオブジェクト、または、シリアルポートオブジェクトの配列 |
out |
指定したシリアルポートオブジェクトを含む構造体 |
詳細
load filename
は、filename
で指定した MAT-ファイルからすべての変数を MATLAB ワークスペースに戻します。
load filename obj1 obj2...
は、MAT-ファイル filename
から obj1
obj2
... で指定したシリアルポートオブジェクトを MATLAB ワークスペースに戻します。
out = load('filename','obj1','obj2',
...)
は、MAT-ファイル filename
から指定したシリアルポートオブジェクトを構造体として、ワークスペースの中にそれらを直接ロードしないで、out
に渡します。out
内のフィールド名は、ロードされたシリアルポートオブジェクトの名前と一致します。
注意
参照専用のプロパティの値は、ロード作業で、デフォルト値に再ストアされます。たとえば、Status
プロパティは、closed
として再ストアされます。プロパティが参照専用であるかを決定するには、そのリファレンスページを調べてください。
help
コマンドを使って、load
のヘルプを表示する場合、つぎに示すパス名を設定する必要があります。
help serial/private/load
例題
シリアルポートオブジェクト s1
と s2
を作成し、そして、s1
に、二三のプロパティを設定し、そのインストールメントに二つのオブジェクトを接続することを考えましょう。
s1 = serial('COM1'); s2 = serial('COM2'); set(s1,'Parity','mark','DataBits',7) fopen(s1) fopen(s2)
s1
と s2
をファイルMyObject.mat
にセーブし、新しい変数を使って、ワークスペース内にオブジェクトをロードします。
save MyObject s1 s2 news1 = load MyObject s1 news2 = load('MyObject','s2')
参照専用のプロパティの値は、ロード作業で、デフォルト値に再ストアされます。一方、他のすべてのプロパティ値は、そのままです。
get(news1,{'Parity','DataBits','Status'}) ans = 'mark' [7] 'closed' get(news2,{'Parity','DataBits','Status'}) ans = 'none' [8] 'closed'
関数
プロパティ
![]() | loadobj | log | ![]() |