MATLAB Function Reference

for

指定回数の繰り返しステートメント

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for variable = expression
    statements
end

詳細

一般的な書式は、つぎの通りです。

for variable = expression
    statement
    ...
    statement
end

expressionの各列は、variable に一度に 1つずつ格納され、end に到達するまで続くステートメントが実行されます。

実際には、expression は、多くの場合、scalar : scalar の形式で、この場合、各列は単純なスカラです。

forステートメントの範囲は、常にそれに対応したend で終了します。

例題

nに既に値が割り当てられていると仮定します。メモリを確保するために、あらかじめゼロを割り当てた行列を使って、Hilbert行列を作成します。

a = zeros(n,n)  % 行列を事前に割り当てます。
for i = 1:n
    for j = 1:n
        a(i,j) = 1/(i+j -1);
    end
end

-0.1の増分をもつステップs は、つぎのように定義します。

for s = 1.0: -0.1: 0.0,..., end

連続して、n個の単位ベクトルをe に設定します。

for e = eye(n),..., end

つぎのステートメント、

for V = A,..., end

は、j を設定することを除いて、つぎのステートメントと同じ効果をもちます。

for j = 1:n, V = A(:,j);..., end

参考

break, end, if, return, switch, while

コロン演算子 :

fopen (serial)

format