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errorbar

曲線に沿ってエラーバーをプロット

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エラーバーは、曲線に沿って、データの信頼レベルや偏差を表示します。

errorbar(Y,E) は、Yをプロットし、Yの各要素に対してエラーバーを描画します。エラーバーは、両方向のバーが対称で長さが2*E(i)であるような、曲線の上下に付けるE(i)の長さのバーです。

errorbar(X,Y,E) は、Xに対してYをプロットし、それに長さが2*E(i)の対称なエラーバーを付けます。X, Y, Eは、同じサイズでなければなりません。これらがベクトルのとき、各エラーバーは、(X(i),Y(i))で定義される点の上下に長さE(i)のバーになります。これらが行列のとき、各エラーバーは、(X(i,j),Y(i,j))で定義される点の上下に長さE(i,j)のバーになります。

errorbar(X,Y,L,U) は、Xに対してYをプロットし、エラーバーの上限を U(i)、下限をL(i)とする長さがL(i)+U(i)のエラーバーを表示します。X, Y, L, Uは、同じサイズでなければなりません。これらがベクトルのとき、各エラーバーは、(X(i),Y(i))で定義される点の下に長さL(i)、上に長さU(i)のバーになります。これらが行列のとき、各エラーバーは、(X(i,j),Y(i,j))で定義される点の下に長さL(i,j) 、上に長さU(i,j)のバーになります。

errorbar(...,LineSpec) は、LineSpecで指定したラインタイプ、マーカシンボル、カラーを使って、エラーバーを描画します。

h = errorbar(...) は、Lineグラフィックスオブジェクトのハンドル番号からなるベクトルを出力します。

注意

引数がすべて行列のとき、errorbarは1つの行列の列毎に1つのラインを描画します。XYがベクトルのとき、1つの曲線を指定します。

例題

長さが標準偏差の2倍である対称なエラーバーを描画します。

参考

LineSpec, plot, std


 error errordlg