MATLAB Function Reference    

errordlg

エラーダイアログボックスの作成と表示

表示

詳細

errordlgは、エラーダイアログボックスを作成するか、同じ名前のダイアログボックスがあれば、そのウィンドウを他のウィンドウの前面に表示します。

errordlg は、文字列'これは、デフォルトのエラー文字列です(This is the default error string)'を含んだ'Error Dialog'という名前のダイアログボックスを表示します。

errordlg('errorstring') は、文字列'errorstring' を含んだ 'Error Dialog'という名前のダイアログボックスを表示します。

errordlg('errorstring','dlgname') は、文字列 'errorstring' を含んだ 'dlgname' という名前のダイアログボックスを表示します。

errordlg('errorstring','dlgname','on') は、同じ名前の既存のダイアログボックスを置き換えるかどうかを指定します。'on' の場合は、同じ名前の既存のエラーダイアログボックスを前面に表示します。errordlg は、新たなダイアログボックスを作成しません。

h = errordlg(...) は、ダイアログボックスのハンドル番号を出力します。

注意

MATLABは、文字列'errorstring' に合わせてダイアログボックスのサイズを決めます。エラーダイアログボックスには、OKプッシュボタンがあり、OKボタンをクリックするか、リターンキーを押すまでスクリーン上に残っています。ボタンをクリックすると、ダイアログボックスは消えます。

ダイアログボックスの概観は、使用中のウィンドウシステムに依存します。

例題

関数

は、UNIX システム上で、つぎのダイアログボックスを表示します。

参考

dialog, helpdlg, msgbox, questdlg, warndlg


  errorbar errortrap