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C = cov(X) C = cov(x,y)
詳細
C = cov(x)
は、x がベクトルのとき、ベクトルの要素の共分散を出力します。各行が観測値で、各列が変数である行列に対して、cov(x) は共分散行列です。diag(cov(x)) は、各列の分散ベクトルで、sqrt(diag(cov(x))) は、標準偏差のベクトルです。
C = cov(x,y),
は、x と y が同じ長さの列ベクトルのとき、cov([x y]) と等価です。
注意
cov は、結果を計算する前に各列から平均値を取り除きます。
例題
A = [-1 1 2 ; -2 3 1 ; 4 0 3] を考えます。A の各列に対する分散のベクトルを取り出します。
v = diag(cov(A))'
v =
10.3333 2.3333 1.0000
C =
10.3333 -4.1667 3.0000
-4.1667 2.3333 -1.5000
3.0000 -1.5000 1.0000
対角要素 C(i,i) は、A の列に対する分散を表わします。非対角要素 C(i,j) は、列 i と j の共分散を表わします。
参考
Signal Processing Toolbox の中の xcorr, xcov
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