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camup
camup([up_vector])
camup('mode')
camup('auto')
camup('manual')
camup(axes_handle,...)
詳細
は、引数を設定しない場合、カレントのaxesについてカメラの上向きベクトルの設定を出力します。camup
は、カレントのaxesのカメラの上向きベクトルを指定した値に設定します。x, y, z要素として上向きベクトルを指定してください。"注意"を参照してください。camup([up_vector])
camup('mode')
は、カメラの上向きベクトルモードのカレントの値を出力します。これは、auto(デフォルト)またはmanualです。
camup('auto')
は、カメラの上向きベクトルモードをautoに設定します。autoモードでは、MATLABは、2次元の画面について上向きベクトルの値[0 1 0]を使用します。これは、z軸の方向が上を示します。
camup('manual')
は、カメラの上向きベクトルモードをmanualに設定します。manualモードでは、MATLABは、カメラの上向きベクトルの値を変更しません。
camup(axes_handle,...)
は、最初の引数axes_handleで識別されるaxesの設定または取得を行います。axesのハンドル番号を指定しないときは、camupはカレントのaxesで操作を行います。
注意
camup は、AxesオブジェクトのCameraUpVectorとCameraUpVectorMode プロパティの値を設定または取得します。
カメラの上向きベクトルは、方向を示すラインセグメントPQを形成するaxesの座標系の点のx, y, z座標として指定してください。ここで、Pは点(0,0,0)で、Qは指定したx, y, z座標です。このラインは、常に上向きです。ラインPQの長さは、画面の方向には影響を与えません。これは、値[0 0 1]は[0 0 25]と同じ結果であることを意味します。
参考
axis, camproj, campos, camtarget, camva
axes プロパティ CameraPosition, CameraTarget, CameraUpVector, CameraViewAngle, Projection
| camtarget | camva | ![]() |