外部インタフェース/API    

デバッグ: 情報をディスクに記録

シリアルポートオブジェクトがデバイスに接続されているときは、つぎの情報をディスクファイルに記録することができます。

情報のディスクへの保存は、シリアルポートセッションの不変レコードを与え、アプリケーションのデバッグのための簡単な方法です。

関数recordを使ってディスクファイルに情報を記録します。ディスクへの情報の記録に関連するプロパティを以下に示します。

表 8-13: Recordingプロパティ
プロパティ名
説明
RecordDetail
レコードファイルに保存される情報量を指定します。
RecordMode
データとイベント情報が1つのレコードファイルあるいは複数のレコードファイルに保存されるかを指定します。
RecordName
レコードファイル名を指定します。
RecordStatus
データとイベント情報がレコードファイルに保存されるかどうかを指定します。

例題: 情報の記録

この例題は、デバイスから書き出されたり読み込まれる値の数を記録し、ファイルmyfile.txtに情報を保存します。

シリアルポートセッションを終了します。

typeコマンドを使ってコマンドラインにmyfile.txtを表示することができます。


 データフローの制御: ハンドシェイク 複数のレコードファイルの作成