外部インタフェース/API    

JavaクラスのMATLABへの導入

既存のJavaクラスを導入したり、ユーザ独自のクラス定義を作成してMATLABを共に利用することができます。本節では、必要なクラス定義を見つける方法や、ユーザ独自の設計のクラスの作成法を説明します。個々の.classファイルあるいはJava Archiveファイルで定義された必要なクラスを入手すると、それらをMATLAB環境内で利用可能にする方法がわかります。

本節で注目するトピックスは、以下の通りです。

Javaクラスのソース

MATLABで利用可能なJavaクラスの主なソースは3つあります。

新規のJavaクラスの定義

新規のJavaクラスや既存のクラスのサブクラスを定義するには、Java version 1.1をサポートする、MATLAB外部のJava開発環境を利用する必要があります。version 1.1.8 Java Virtual Machineをサポートする開発キットは、Sun Microsystemsのウェブサイト(http://www.java.sun.com/jdk/)からダウンロード可能です。また、Sunのサイトは、開発用に必要なJava言語やクラスに関するドキュメントも提供しています。

.javaファイルでクラス定義を作成した後で、Javaコンパイラを使って .classファイルを作成します。つぎのステップは、MATLABで利用するために.classファイルのクラス定義の方法を説明します。


 MATLABからのJavaの呼び出し MATLABで利用可能なJavaクラスの作成