外部インタフェース/API    

Javaクラス定義をMATLABにロードする

通常、MATLABは、コードが最初にJavaクラスを用いるときに自動的にJavaクラスをロードします(たとえば、コンストラクタのコール時)。しかし、注意すべき例外が1つ存在します。

Javaクラスにより定義されたメソッドに対してwhichコマンドを利用するとき、コマンドはMATLAB作業環境にカレントにロードされているクラスに対してのみ機能します。対照的に、whichはそれらがロードされているかどうかにかかわらず、MATLABクラスに対して常に機能します。

ロードされるクラスの決定

MATLABセッション中のどんなときでも、カレントにロードされているすべてのJavaクラスのリストを得ることが可能です。そのためには、つぎの形式でinmemコマンドを使います。

このコマンドは、出力引数JにJavaクラスのリストを出力します(さらに、カレントでロードされているすべてのM-ファイル名をMに、カレントでロードされているすべてのMEX-ファイル名をXに出力します)。

以下は、inmemコマンドからの出力の例です。


 MATLABで利用可能なJavaクラスの作成 MATLABでのJavaクラス名の簡略化