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区切り文字を使ったASCIIデータファイルのインポート
スペース以外のキャラクタをデリミタとして使用しているファイルについてはも、いくつかの使用可能なインポート関数を用意しています(表6-4を参照)。その内、最も簡単なものは、関数dlmread
を使うものです。
たとえば、セミコロンをデリミタをして使用しているファイル ph.dat
を考えます。
7.2;8.5;6.2;6.6 5.4;9.2;8.1;7.2
このファイルの全内容を配列A
に読み込むには、つぎのように入力します。
A = dlmread('ph.dat', ';');
関数 dlmread
では、データファイルで使用しているデリミタを2番目の引数として指定します。スペースデリミタを使ったファイルを関数 dlmread
で処理するには、スペースキャラクタ(' '
)をデリミタとして設定します。たとえば、各行の最後のアイテムにデリミタを設定していない場合でも、関数dlmread
は、ファイルを正確に処理する点に注意してください。
関数dlmread
が、入力ファイルを処理する場合、全てのスペースキャラクタをデリミタとして解釈します。そのため、ph.dat
の内容が、つぎのような場合でも、dlmread
コマンドは、十分に機能します。
7.2; 8.5; 6.2;6.6 5.4; 9.2 ;8.1;7.2
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