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ASCIIの区切り子を使ったファイルを読み込んで、行列にします。
グラフィカルインタフェース
dlmreadの別な使い方として、Import Wizardを使います。Import Wizard をアクティブにして、ファイル(File)メニューからデータのインポート(Import data)を選択します。
表示
M = dlmread(filename,delimiter) M = dlmread(filename,delimiter,R,C) M = dlmread(filename,delimiter,range)
詳細
M = dlmread(filename,delimiter)
は、ASCII の区切り子を使ったファイルfilenameから区切り子delimiterを使って、数値データを読み込みます。コンマ(,)が、デフォルトの区切り子です。 '\t' を使って、タブの区切り子を指定します。
M = dlmread(filename,delimiter,R,C)
は、ASCII の区切り子を使ったファイルfilenameから区切り子delimiterを使って、数値データを読み込みます。R と C は、ファイルの中のデータの上左隅の行と列を指定するものです。R と C はゼロをベースにしているので、R = 0、C = 0 は、ファイルの中の最初の値、左上隅、を指定することになります。
M = dlmread(filename,delimiter,range)
は、range = [R1 C1 R2 C2]で指定される範囲のデータを読み込みます。ここで、(R1,C1) は、読み込むデータの左上隅で、(R2,C2) は、右下隅です。range は、range = 'A1..B7'の中を表すように、スプレットシートの記法を使って指定することもできます。
注意
dlmread は、ゼロで空の区切り子フィールドを埋めます。ラインの最後にスペースの区切り、たとえば、セミコロン、を使っていないデータファイルは、要素がすべてゼロの列を最後に付加して出力されます。
参考
dlmwrite, textread, wk1read, wk1write
| divergence | dlmwrite | ![]() |