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詳細
Model Infoブロックは、モデルのブロック線図内に注釈ブロックとして、モデル作成の改訂情報を表示します。つぎの図は、vdp
モデルに関する情報を表示するためにModel Infoブロックを用いた例です。
Model Infoブロックは、モデル自身の中に組み込まれている情報及び/または、外部からの改訂情報やコンフィグレーション管理システムに関する情報を示します。Model Infoブロックのダイアログを使用して、Model Infoブロックによって表示されるテキストの内容とフォーマットを指定します。
サポートされているデータタイプ
ダイアログボックス
Model Infoブロックダイアログボックスには、つぎの入力フィールドがあります。
Editable text. このフィールドには、Model Infoブロックによって表示するテキストを入力します。ユーザは、%<propname>
の形式で自由に変数を埋め込むことができます。ここで、propname
は、モデルまたは改訂コントロールシステムのプロパティ名をテキストで入力したものです。プロパティの値は、表示されたテキスト内の対応する変数に置き換えられます。たとえば、モデルの現行のバージョンを1.1としましょう。このとき、つぎのテキストを入力すると
Version %<ModelVersion>
Version 1.1
ユーザが、このような方法で参照できるモデルと関連システムのプロパティは、Model properties および Configuration manager properties フィールドにリストアップされています。
Model properties. モデルに格納されている改訂コントロールのプロパティを表示します。プロパティを選択した後、隣接する矢印ボタンを選択すると、Editable text フィールドに対応する変数が入力されます。たとえば、CreatedBy
を選択すると、Editable text フィールドに %<CreatedBy%>
が入力されます。このフィールドで指定されるプロパティの使用法は、バージョン管理プロパティ を参照してください。
RCS properties. このフィールドは、このモデルに対して外部のコンフィグレーションマネージャを前もって指定している場合にのみ表示されます(Configuration manager を参照)。このフィールドのタイトルは、選択したコンフィグレーションマネージャを反映して変化します(たとえば、RCS Properties)。このフィールドは、Model Infoブロックに含めることができる外部システムによって保持されるバージョン管理情報を利すと表示します。リストから項目を取り出すには、項目を選択し、隣接する矢印ボタンをクリックしてください。
注意 選択された項目は、コンフィグレーションマネージャによって保持されているモデルをチェックインまたはチェックアウトし、モデルをクローズして再度オープンするまでModel Infoブロックの中に表示されません。 |
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