Using Simulink    

バージョン管理プロパティ

Simulinkは、モデルパラメータとしてバージョン管理情報をモデルに記録します。MATLABコマンドラインやMファイルからSimulinkの get_param コマンドを使ってこの情報にアクセスできます。つぎの表は、バージョン管理情報を記録するためにSimulinkが利用するモデルパラメータを一覧します。

プロパティ
内容
Created
作成した日付
Creator
モデルを作成した人の名前
ModifiedBy
モデルを最後に更新した人
ModifiedByFormat
ModifiedBy パラメータの書式。値は、文字列です。文字列は、タグ %<Auto> を含むことができます。Simulinkはタグを USER 環境変数のカレント値で置き換えます。
ModifiedDate
更新日
ModifiedDateFormat
ModifiedDate パラメータの書式。値は文字列です。文字列は、タグ %<Auto> を含むことができます。Simulinkは、モデルを保存したときににタグを現在の日付と時間で置き換えます。
ModifiedComment
モデルを最後に更新したユーザが入力したコメント
ModifiedHistory
モデルの更新の履歴
ModelVersion
バージョン番号
ModelVersionFormat
モデルのバージョン番号の書式。この値は文字列です。文字列は、タグ %<AutoIncrement:#> を含むことができます。ここで、# は整数です。Simulinkは、バージョン番号を表示するときにタグを # で置き換えます。モデルを保存するときに # はインクリメントされます。
Description
モデルに関する記述
LastModificationDate
最終更新日


 モデル更新履歴の作成 モデル差分ツール