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モデルプロパティダイアログ
Model Properties ダイアログボックスを利用して、バージョン管理パラメータを編集し、関連するオプションを設定することができます。ダイアログボックスを表示するには、Simulinkの File メニューから Model Properties を選択します。
Model Properties Pane
モデルプロパティパネルから、つぎのバージョン管理パラメータを編集することができます。
Creator. このモデルの作成者の名前。Simulinkは、このプロパティをモデルが作成されたときのUSER環境変数の値に設定します。値を変更するために、このフィールドを編集できます。
Options Pane
Optionsパネルからコンフィグレーションマネージャを選択し、バージョン管理情報の書式を指定することができます。
Configuration manager. このモデルを管理するために利用される外部のコンフィグレーションマネージャを識別します。リストからコンフィグレーションマネージャを選択すると、Model Info ブロック内のコンフィグレーションマネージャからの情報を注釈として含めることができます。このオプションを設定しても、モデルに対するコンフィグレーション管理を決定したり、利用可能にはなりません。デフォルトの Configuration manager の設定は、Default
(none)
で、Model Infoブロックに対する情報がコンフィグレーション管理システムから利用不可能であることを示します。詳細は、Model Info を参照してください。
Model version format. Model Properties パネルとModel Infoブロックでモデルバージョン番号を表示するために利用される書式。このパラメータの値は、任意のテキスト文字列です。テキスト文字列は、タグ %<AutoIncrement:#>
を含むことができます。ここで、#
は整数です。Simulinkは、モデルのバージョン番号を表示するときにタグを整数で置き換えます。たとえば、
1.%<AutoIncrement:2>
1.2
と表示されます。Simulinkは、モデルを保存するときに、# を1ずつ増加します。たとえば、
1.%<1.%<AutoIncrement:2>
1.%<1.%<AutoIncrement:3>
になり、Simulinkはモデルのバージョン番号を 1.3
と記録します。
"Modified by" format. History パネルと、ヒストリ記録、Model Infoブロックで"Last modified by"の値を表示するために利用する書式。このフィールドの値は、任意の文字列です。文字列は、タグ %<Auto>
を含むことができます。Simulinkは、このタグを USER
環境変数のカレント値で置き換えます。
"Modified date" format. History パネルと、ヒストリ記録、Model Infoブロックで"Last modified date"を表示するために利用される書式。このフィールドの値は、任意の文字列です。文字列は、タグ %<Auto>
を含むことができます。Simulinkは、このタグをカレントの日付と時間で置き換えます。
History Pane
Historyパネルを使って、モデル更新履歴を表示、変数することができます。
Last modified by. このモデルを最後に更新した人の名前。Simulinkは、このパラメータの値をモデルを保存するときの USER
環境変数の値に設定します。このフィールドを編集することはできません。
Last modified date. このモデルが最後に更新された日付。Simulinkはこのパラメータの値をモデルを保存するときのシステムの日付と時間に設定します。このフィールドを編集することはできません。
Modified history update. モデルを保存するときに、ユーザにコメントを促すかどうかを指定します。"Prompt for Comments When Save" を選択すると、Simulinkはモデルに記録しているコメントをユーザに促します。現在のセッションでのモデルの変更点をドキュメント化するためにコメントを利用します。Simulinkは、モデルの更新履歴にこのパラメータの以前の値を記録します。詳細は、モデル更新履歴の作成 を参照してください。
Modified history. このモデルの更新履歴。Simulinkは、モデルを更新するときにユーザが入力したコメントを履歴にまとめます。Edit をクリックすると、いつでも履歴を編集することができます。
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