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ブロックアイコン上でのグラフィックスの表示
1つまたは複数の plot
コマンドを入力することによって、マスクされたブロックアイコン上にプロットを表示することができます。plotコマンドのつぎのような形式を使用することができます。
plot(Y); plot(X1,Y1,X2,Y2,...);
plot(Y)
は、ベクトル Y
に対して、そのインデックスに対する各要素をプロットします。Y
が行列の場合、それは行列の各列をベクトルとしてプロットします。
plot(X1,Y1,X2,Y2,...)
は、X1
に対してベクトル Y1
、X2
に対してベクトル Y2
というようにプロットします。ベクトルの組合わせは長さが同じでなければならず、リストは偶数のベクトルから構成されていなければなりません。
たとえば、つぎのコマンドは、SourcesライブラリのRampブロックに対するアイコン上に表示されるプロットを生成します。コマンドの下にアイコンを示します。
plot([0 1 5], [0 0 4])
![]()
プロットコマンドは、NaN
と inf
値を含むことができます。NaN
や inf
があるとSimulinkは描画をやめ、NaN
や inf
でないつぎの数値があると再描画します。
アイコン上のプロットの外観は、Drawing coordinates パラメータの値によって異なります。詳細については、アイコンプロパティの制御 を参照してください。
Simulinkは、ブロックアイコンに3つの疑問符 (? ? ?
) を表示し、つぎの状況でワーニングを発します。
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