Using Simulink    

ブロックアイコン上でのグラフィックスの表示

1つまたは複数の plot コマンドを入力することによって、マスクされたブロックアイコン上にプロットを表示することができます。plotコマンドのつぎのような形式を使用することができます。

plot(Y) は、ベクトル Y に対して、そのインデックスに対する各要素をプロットします。Y が行列の場合、それは行列の各列をベクトルとしてプロットします。

plot(X1,Y1,X2,Y2,...) は、X1 に対してベクトル Y1X2 に対してベクトル Y2 というようにプロットします。ベクトルの組合わせは長さが同じでなければならず、リストは偶数のベクトルから構成されていなければなりません。

たとえば、つぎのコマンドは、SourcesライブラリのRampブロックに対するアイコン上に表示されるプロットを生成します。コマンドの下にアイコンを示します。

プロットコマンドは、NaNinf 値を含むことができます。NaNinf があるとSimulinkは描画をやめ、NaNinf でないつぎの数値があると再描画します。

アイコン上のプロットの外観は、Drawing coordinates パラメータの値によって異なります。詳細については、アイコンプロパティの制御 を参照してください。

Simulinkは、ブロックアイコンに3つの疑問符 (? ? ?) を表示し、つぎの状況でワーニングを発します。


 ブロックアイコン上でのテキストの表示 マスク上でのイメージの表示