Using Simulink    

ブロックアイコン上でのテキストの表示

アイコン上にテキストを表示するには、つぎの描画コマンドのいずれかを入力します。

disp コマンドは、text または variablename の内容を、アイコン上にセンタリングして表示します。

text コマンドは、点(x,y)で指定された位置に文字列(text またはstringvariablename の内容)を配置します。単位は Drawing coordinates パラメータに依存します。詳細については、アイコンプロパティの制御 を参照してください。

text コマンドではオプションとして、点(x,y)に対応するテキストの水平方向と垂直方向の両方もしくは、どちらか一方の配置を指定することができます。たとえばコマンド

は、アイコン上の中心に"foobar"を配置します。

text コマンドは、つぎの水平方向配置オプションをもっています。

オプション
配置
left
指定した点にテキストの左端がきます。
right
指定した点にテキストの右端がきます。
center
指定した点にテキストの中心がきます。
.

text コマンドは、つぎの垂直方向配置オプションをもっています。

オプション
配置
base
指定した点にテキストの基準線がきます。
bottom
指定した点にテキストの下部がきます。
middle
指定した点にテキストの中心線がきます。
cap
指定した点にテキストの大文字線がきます。
top
指定した点にテキストの上部がきます。
.

fprintf コマンドは、アイコン上でセンタリングされた書式付きテキストを表示し、variablename の内容と共に text を表示することができます。

複数のテキスト行を表示するには、行の区切りを示す \n を使用します。たとえば、下の図は、disp コマンドの2つのサンプルを示しています。

port_label コマンドを使って、アイコン上に端子ラベルの表示を指定します。記法はつぎのようになります。

ここで、port_type'input''output'port_number は整数、label は端子ラベルを指定する文字列です。たとえば、コマンド

は、入力端子1のラベルとして a を指定しています。


 Iconページ ブロックアイコン上でのグラフィックスの表示