Using Simulink    

アイコンプロパティの制御

マスクされたブロックのアイコンのプロパティは、Drawing commands フィールドの下の選択肢によって制御することができます。

Icon Fram(アイコンフレーム)

アイコンフレームは、ブロックを囲む長方形のことです。Icon frame パラメータを Visible または Invisible に設定することによって、フレームの表示または非表示を選択することができます。デフォルトでは、アイコンフレームを表示します。たとえば、つぎの図はANDゲートブロックに対するフレームの表示/非表示を示しています。

Icon transparency(アイコンの透明性)

アイコンは、アイコンの下にあるものを非表示にするか表示するかを、Opaque または Transparent によって設定することができます。デフォルトは Opaque で、端子ラベルなどのSimulinkが描く情報を覆い隠します。つぎの図は、ANDゲートブロックに対する不透明(opaque)アイコンと透明(transparent)アイコンを示したものです。透明アイコン上のテキストに注意してください。

Icon rotation(アイコンの回転)

ブロックを回転したり反転したりする場合、アイコンを回転するか反転するか、あるいはそのオリジナルの方向に固定させたままにするかを選択することができます。デフォルトではアイコンを回転しません。アイコンの回転はブロックの端子の回転と一致します。つぎの図は、ANDゲートブロックを回転するときに、アイコンの回転について Fixed (固定)と Rotates (回転)を選択した結果を示しています。

Drawing coodinates(描画座標)

このパラメータは、描画コマンドが使用する座標系を制御します。このパラメータは、plot および text 描画コマンドのみに適用されます。選択肢 Autoscale, Normalized, Pixel の中から選ぶことができます。

このアイコンを生成する描画コマンドは、plot(x,y) です。


 ブロックアイコン上での伝達関数の表示 Documentationページ