Using Simulink    

マスク上でのイメージの表示

マスクダイアログ関数 imagepatch を使って、マスクブロックアイコン上にBitmapイメージを表示したり、パッチを描画したりできます。.

image(a) は、イメージ a を表示します。ここで、a はm×n×3のRGB値の配列です。Bitmapファイルを読み込んだり、必要な行列形式に変換するためにMATLABコマンド imreadind2rgb を利用することができます。たとえば

MATLABパス上の icon.tif と名付けれたTIFファイルからアイコンイメージを読み込みます。

image(a, [x, y, w, h]) は、マスクの左下隅からの相対的な指定位置にイメージを作成します。

image(a, [x, y, w, h], rotation) は、アイコンが回転したときにイメージを回転させる('on')かそのまま回転させない('off')かを指定します。デフォルトは 'off' です

patch(x, y) は、座標ベクトル x, y で指定した形のソリッドパッチを作成します。パッチの色は、現在のforegroundカラーになります。

patch(x, y, [r g b]) は、ベクトル [r g b] で指定した色のソリッドパッチを作成します。ここで、r は赤成分、g は緑成分、b は青成分です。たとえば

は、マスクアイコン上に赤の三角形を作成します。


 ブロックアイコン上でのグラフィックスの表示 ブロックアイコン上での伝達関数の表示