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polyscale

多項式の根のスケーリング

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b = polyscale(a,alpha) は、z-平面の中で、多項式の根をスケーリングします。ここで、a は、多項式の係数を含むベクトル、alpha は、スケーリングファクタです。

alpha が、[0 1] の範囲の実数の場合、a は、z-平面の中で、原点に向いたラディアル方向のスケーリングです。alpha に複素数を設定すると、根の位置を任意に変更できます。

注意

自己回帰多項式の中の根の半径を小さくすることにより、周波数応答の中のスペクトルピークの帯域幅が(平坦に)拡張されます。この演算は、しばしば、帯域幅拡張 として参照されます。

参考

polystab
多項式の安定
roots
多項式の根の算出(MATLAB ドキュメントを参照)


 poly2rc polystab