Signal Processing Toolbox    

フィルタビューワ(Filter Viewer)メニューとコントロール

ファイル(File)メニュー

ファイル(File)メニューから閉じる(Close)を使って、フィルタビューワ(Filter Viewer)を選択します。SPToolの中の設定(Preferences)ダイアログボックスを使って、変更し、セーブした設定は、セーブされ、ユーザが、つぎにフィルタビューワ(Filter Viewer)をオープンしたときに使用できます。

ウインドウ(Window)メニュー

ウインドウ(Window)メニューを使って、カレントにオープンするMATLABフィギュアウインドウを選択します。

フィルタ識別パネル(Filter Identification Panel)

このパネルは、変数名を表示し、カレントに選択したフィルタの最も高いサンプリング周波数を表示します。名前またはサンプリング周波数を変更するには、SPToolの中の編集(Edit)メニューから名前を付ける(Name)または、サンプリング周波数(Sampling Frequency)を使ってください。

プロットパネル(Plots Panel)

このパネルの中のチェックボックスを使って、メイン表示領域の中に表示されているサブプロットを選択します。サブプロットの任意の組み合わせが表示できます。

サブプロットを表示するには、プロットの記述の表示されている左のボックスをチェックしてください。

6個の使用可能なサブプロットが存在します。

ゲイン(Magnitude)リストと位相(Phase)リストを使って、ゲインと位相のサブプロットの表示特性をカスタマイズできます。

フィルタビューワ(Filter Viewer)の大きさと位相の表示特性を、SPToolの設定(Preferences)ダイアログボックスのFilter設定パネルを使って、変更することもできます。

周波数軸(Frequency Axis)の設定

フィルタビューワ(Filter Viewer)の中のプロットに対する周波数軸のスケーリングや範囲を設定するパラメータを変更することができます。

ユーザがエディットしたい周波数軸(Frequency Axis)パネルの中のオプションをクリックし、値を選択してドラッグします。オプションには、つぎのものが含まれています。

SPToolの設定(Preferences)ダイアログボックスのフィルタビューワ(Filter Viewer)設定を使って、フィルタビューワ(Filter Viewer)に対する周波数軸の特性を変更することができます。

ズーム(Zoom)コントロール

フィルタビューワ(Filter Viewer)の中で使用可能なズームコントロールは、マウスズーム(Mouse Zoom)フルビュー(Full View)です。各表示されたサブプロットの中で、個々に独立にズームできます。

デフォルトでは、ズーム機能の維持は、フィルタビューワ(Filter Viewer)では行われません。SPToolの設定(Preferences)ダイアログボックスのフィルタビューワ(Filter Viewer)設定パネルから、常に拡大モードに設定したままにすることができます。

フィルタビューワ(Filter Viewer)の中のズームコントロールの使用法の詳細は、"ズーム(Zoom)ボタン"を参照してください。

ヘルプ(Help)ボタン

含まれているウインドウに依存したヘルプを使うには、対象となるウインドウに用意されているヘルプ(Help)ボタンを押してください。マウスのポインタは、疑問符付きの矢印に変更されます。そして、フィルタビューワ(Filter Viewer)の中の任意の場所をクリックして、その意味、使い方を調べてください。

表示領域(Display Area)

6つのフィルタ応答の一つまたは複数のサブプロットは、フィルタビューワ(Filter Viewer)の中のメイン表示領域の中で、グラフィカルに表示されます。SPToolの中の設定(Preferences)ダイアログボックスからフィルタビューワタイリング(Filter Viewer Tiling)を選択して、サブプロットの配置を調整します。オプションでは、2-by-3 Grid3-by-2 Grid垂直(6-by-1 Grid)水平(Horizontal)(1-by-6 Grid)が用意されています。

つぎの図は、2-by-3のグリッドオプションを選択して、4つのサブプロットをもつフィルタビューワ(Filter Viewer)を示しています。

オプションを使って、サブプロットの数、組み合わせでベストなものを見つけることができます。

マウスズーム(Mouse Zoom)を押して、その後で、対象になるサブプロットをクリックし、ドラッグすることで、一つのサブプロットを拡大できます。デフォルトでは、フィルタビューワ(Filter Viewer)の中のマウスズーミング状態は保存されてなく、一度クリックすると、ズーミング状態は解除されます。SPToolの設定(Preferences)ダイアログボックスのズーム後のズームモードの維持(Stay in Zoom - mode after Zoom)をクリックすることで、ズーム状態を維持できます。これにより、サブプロット内を繰り返しクリックすることで、表示の中の特別な部分を連続的に拡大できます。

一つのサブプロットを拡大した後、サブプロットをクリックして、ドラッグすることにより、スキャンニングできます。

  1. マウスズーム(Mouse Zoom)を押して、マウスズームモードを切り替えます。
  2. サブプロット内のある部分をクリックして拡大します。
  3. ズーム状態を保持している場合、再度、マウスズーム(Mouse Zoom)ボタンを押して、マウスのズームモードを切り替えます。
  4. 同じサブプロット内で再度クリックして、手型のカーソルが表れるまで、マウスをクリックしたままの状態にします。そして、サブプロットをドラッグすることで、スキャンニングします。

 大きさのプロット(表示)領域-設計法 フィルタビューワ表示領域