Signal Processing Toolbox | ![]() ![]() |
視覚化と計測に関するコントロール
GUIツールは、信号の視覚化と計測に共通のコントロールを使っています。すべてのツールが視覚化のコントロールと計測のコントロールを使っているものではありません。
GUIツールは、ズームコントロールボタンの共通の設定を共有しています。シグナルブラウザ(Signal Browser)やスペクトルビューワ(Spectrum Viewer)は、共通のズームコントロールボタンと同じ設定を使います。これらは、スクリーンイメージと出力されるイメージ共に影響します。
フィルタデザイナ(Filter Designer)は、付加的な視覚ボタン、通過帯域(Pass Band)をもっています。
フィルタビューワ(Filter Viewer)は、ズームコントロールボタンのサブセットです。
各ボタンは、それを使用した場合、すべてのGUIの中で、同じ挙動を示します。
一般的な使用において、ボタンを一回押すと、信号表示が拡大または縮小します。
ズームイン-X(Zoom In-X)(水平軸)、ズームアウトX(Zoom Out-X)(水平軸)、ズームイン-Y(Zoom In-Y)(垂直軸)、ズームアウト-Y(Zoom Out-Y))(垂直軸)
クリックすることで、x-軸またはy-軸のいずれかに拡大または縮小演算を適用できます。各ズーム演算は、表示している信号の中心をベースに、適用する軸に対して、2をファクタとして軸の範囲を変更します。ユーザは、複数回、連続的にボタンを押すと、適用する軸のスケールを連続的に変化させます。
x軸(水平方向のスケーリング)を拡大する場合、主軸のy軸(垂直方向のスケーリング)の範囲は、変更されません。同様に、y軸に適用する場合、主軸のx軸の範囲は、変更しません。
クリックすることで、信号全体が表示されるように両軸の範囲を変更します。
クリックすることで、ズームモードをアクティブにします。カーソルは、十字形に変更されます。ユーザは、ズームウインドウを設定しないで拡大するか、または、ズーム長方形を使って、固有のズームウインドウを選択できます。どちらの場合、x-軸とy-軸は、選択した信号を表示するように自動的に調整されます。
ズームの維持
マウズのズーム演算を、一回のみのものに設定するか、演算状態を維持するかを設定します。
ファイル(File)メニューから設定(Preferences)を選択して、シグナルブラウザ(Signal Browser)、スペクトルビューワ(Spectrum Viewer)、フィルタデザイナ(Filter Designer)、フィルタビューワ(Filter Viewer)の設定(Preferences)パネルのズーム後のズームモードを維持(Stay in zoom mode after zoom)を切り替えることで、ズーム状態を一回の演算毎に解除するか、または、継続的に設定するかを決定することができます。
ズーム後のズームモードを維持(Stay in zoom mode after zoom)が選択されている場合、ズーム演算は継続的に設定され、ズームの後ズームモードを維持(Stay in zoom mode after zoom)が選択されていて、ズーム状態を変更するには、マウスズームボタンを押してください。
![]() | 設定の変更のセーブまたは破棄 | 通過帯域のズーム(フィルタデザイナ) | ![]() |