Real-Time Workshop User's Guide | ![]() ![]() |
ラピッドシミュレーションターゲットのビルド
rsim
実行ファイルを生成し、ビルドするには、Simulation ParametersダイアログボックスのReal-Time WorkshopページのBrowseボタンを押して、System Target File Browserからラピッドシミュレーションターゲットを選択します。つぎの図は、ラピッドシミュレーションターゲットに対するダイアログボックスの設定を示します。
図 11-1: rsimに対するターゲットとmakeファイルの指定
上記のようにシステムターゲットとmakeファイルを指定した後で、希望するWorkspace I/O設定を選択してBuildを押します。Real-Time Workshopは、自動的にCコードを生成し、ホストマシンのCコンパイラを使ってホストマシン用の実行ファイルをビルドします。SimulinkおよびReal-Time Workshopで利用可能なコンパイラに関する詳しい情報は、「コンパイラの選択と設定」と「テンプレートMakeファイルとMakeオプション」を参照してください。
注意
rsim 実行ファイルは、MATLABがインストールされていないコンピュータ上に移植および実行できます。そのようなマシン上でrsim 実行ファイルを実行するとき、以下のdllファイル、libmx.dll , libut.dll , libmat.dll が作業ディレクトリに必要です。これらのdllは、.mat ファイルとのデータのやりとりを行うrsim 実行ファイルに対して必要です。 |
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