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テンプレートMakeファイルとMakeオプション
Real-Time Workshopは、固有のターゲットに対してプログラムをビルドすするために設計された組み込みのテンプレートmakeファイルを用意しています。
便宜上、コンパイラ固有のテンプレートmakeファイルは、ターゲットとコンパイラ(または開発システム)に従って名前が付けられます。たとえば, grt_vc.tmfは、Visual C/C++で一般的リアルタイムプログラムをビルドするテンプレートmakeファイルで、ert_lcc.tmfは、LCC compilerで組み込みリアルタイムプログラムをビルドするテンプレートmakeファイルです。
デフォルトのテンプレートmakeファイル名は、target_default_tmfです。たとえば、grt_default_tmfは、一般的リアルタイムプログラムをビルドするデフォルトテンプレートmakeファイルで、ert_default_tmfは、組み込みリアルタイムプログラムをビルドするデフォルトテンプレートmakeファイルです。
Real-Time WorkshopページのTarget configurationカテゴリのMake command フィールドの引数によって、makeファイルにオプションを与えることができます。つぎの例のように、make_rtw (またはmake_xpcあるいはそれ以外のmakeコマンド)の後に引数を加えます。
make_rtw OPTS="-DMYDEFINE=1"
make コマンドオプションのシンタックスは、コンパイラによってわずかに異なります。
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