Real-Time Workshop User's Guide    

信号と外部コードのインタフェース

Simulinkの信号プロパティダイアログは、選択した信号と外部作成コードとのインタフェースを設定します。この方法によって、手書きのコードは、モニタリングやその他の目的のため、信号にアクセスすることを可能にします。 信号と外部コードとのインタフェースを設定するには、信号プロパティダイアログボックスを使ってつぎのストレージクラスのうちの1つを信号に割り当てます。

ストレージクラスをつぎのように設定します。

  1. Simulinkブロック線図で、信号を伝達するラインを選択します。その後モデルの編集メニューから信号プロパティSignal Properties ダイアログボックスをオープンします。

    あるいは、信号を伝達するラインを右クリックして、プルダウンメニューから信号プロパティを選択します。

  1. 必要に応じてSimulinkGlobal (Test Point)の選択を外します。これにより、 RTW storage classフィールドが利用可能になります。
  2. RTW storage class メニューから希望するストレージクラス(ExportedGlobal, ImportedExtern, ImportedExternPointer) を選択します。
  3. オプション。Auto以外のストレージクラスに対して、constvolatileのようなストレージタイプ修飾子をRTW storage type qualifier フィールドに入力することができます。Real-Time Workshopは、この文字列のエラーをチェックしません。入力したものすべてが、変数宣言に含まれます。
  4. Applyをクリックします。


 テストポイントの宣言 生成コードの信号に対するシンボリックなネーミング