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生成コードの信号に対するシンボリックなネーミング
信号のストレージクラスがAuto
以外のとき、Real-Time Workshopは、信号やそれらを発生する生成コード内のブロックに関するシンボリックな情報を保存します。
ラベル付けられた信号に対して、rtBのフィールド名は、信号名から得られます。つぎの例題で、フィールド名rtB.SinSig および rtB.Gain1Sig は、Signals_examp
モデル(図 3-12)の対応するラベル付けられた信号から得られます。
typedef struct BlockIO_tag { real_T SinSig; /* <Root>/Sine Wave */ real_T Gain1Sig; /* <Root>/Gain1 */ } BlockIO;
ラベル付けられていない信号に対して、rtBフィールド名は、sourceブロックまたはサブシステム名から得られます。ネーミングの形式は、
rtB.system#_BlockName_outport#
ここで、system#はSimulinkによって割り当てられるユニークなシステム番号、BlockNameはsourceブロック名、 outport#
は端子番号です。端子番号(outport#) は、sourceブロックまたはサブシステムが複数の出力端子をもつ場合にのみ利用されます。
信号のストレージクラスがAuto
のとき、Real-Time Workshopは信号のラベルにかかわらず変数またはフィールド名の生成を制御します。
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