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LTIモデルの出力/入力/状態の次元、TF、SS、ZPKモデルのモデル次元、FRDモデルの周波数の数を出力
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size(sys) d = size(sys) Ny = size(sys,1) Nu = size(sys,2) Sk = size(sys,2+k) Ns = size(sys,'order') Nf = size(sys,'frequency')
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出力引数を設定しない場合、size(sys)
は、単一のLTIモデルに対する出力数と入力数を要素とするベクトルを出力します。配列次元の長さは、sys
がLTI配列の場合、size(sys)
に対応するものを含んでいます。size(sys)
は、LTIオブジェクトに対するMATLAB関数のオーバロードバージョンです。
Ny
出力、Nu
入力をもつ単一のLTIモデルsys
に対して、行ベクトルd = [Ny Nu]
Ny
出力、Nu
入力をもつLTIモデルのS1
-S2
-...-Sp
配列に対して、行ベクトル d = [Ny Nu S1 S2 ... Sp]
Ny = size(sys,1)
は、sys
の出力数を出力します。
Nu = size(sys,2)
は、sys
の入力数を出力します。
Sk = size(sys,2+k)
は、sys
がLTI配列の場合、k
番目の次元の長さを出力します。
Ns = size(sys,'order')
は、TF、SS、ZPKモデルのモデル数を出力します。これは、状態空間モデルでの状態数と同じです。sys
がLTI配列の場合、Ns
はLTI配列内のモデルの中の最大次数になります。
Nf = size(sys,'frequency')
は、sys
がFRDの場合、周波数の数になり、sys.frequency
となります。
例題
sys = rss(5,3,2,3);
size(sys)
3行1列の配列の状態空間モデルで、
各モデルは、3出力、2入力、5個の状態量をもっています。
参考
isempty
LTIモデルが空ならば、真
issiso
LTIモデルがSISOならば、真
ndims
LTI配列の次元数
sigma sminreal