Control System Toolbox関数リファレンス    

delay2z

離散時間TF,SS,ZPKモデルのむだ時間をz=0での極に置き換えます。また、FRDモデルのむだ時間を位相のシフト(ずれ)に置き換えます。

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sys = delay2z(sys)は、離散時間TF,SS,ZPKモデルsysに対して、全てのむだ時間をz=0での極に写像します。特に、サンプリング間隔kの遅れは、モデルに関連する伝達関数において、(1/z)^kで置き換えられます。

FRDモデルに対して、delay2zは、全てのむだ時間を周波数応答データで吸収します。このことは、連続時間FRDモデルと離散時間FRDモデルに依存せず、どちらのモデルでも適用されます。

例題

参考
hasdelay    LTIモデルに対するむだ時間のチェック

pade          むだ時間のパデー近似

totaldelay   LTIモデルのむだ時間の連結


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