Control System Toolbox関数リファレンス    
d2d

離散系LTIモデルをリサンプリング、またはむだ時間を付加

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詳細

sys1 = d2d(sys,Ts)は、離散系LTIモデルsysをリサンプリングして、新しいサンプル時間Ts(秒単位)をもつ等価な離散系モデルsys1を作成します。リサンプリングは、入力に対してゼロ次ホールドを仮定し、d2cc2d を使って連続的に行う変換と等価です。

例題

サンプル時間が0.1秒のつぎの零点-極-ゲインモデルを考えます。

このモデルは、つぎのようにして0.05秒でリサンプリングできます。

つぎの逆のリサンプリング演算、d2d(H2,0.1)で、オリジナルのモデルに戻ります。

参考
c2d         連続系から離散系への変換

d2c         離散系から連続系への変換


 d2c damp