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sys1 = d2d(sys,Ts)
詳細
sys1 = d2d(sys,Ts)は、離散系LTIモデルsysをリサンプリングして、新しいサンプル時間Ts(秒単位)をもつ等価な離散系モデルsys1を作成します。リサンプリングは、入力に対してゼロ次ホールドを仮定し、d2c、c2d を使って連続的に行う変換と等価です。
sys1 = c2d(d2c(sys),Ts)
例題
サンプル時間が0.1秒のつぎの零点-極-ゲインモデルを考えます。
このモデルは、つぎのようにして0.05秒でリサンプリングできます。
H = zpk(0.7,0.5,1,0.1) H2 = d2d(H,0.05) Zero/pole/gain: (z-0.8243) ---------- (z-0.7071) Sampling time: 0.05
つぎの逆のリサンプリング演算、d2d(H2,0.1)で、オリジナルのモデル
に戻ります。
Zero/pole/gain: (z-0.7) ------- (z-0.5) Sampling time: 0.1
参考
c2d 連続系から離散系への変換
d2c 離散系から連続系への変換
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